応募総数約1500通から選りすぐった149の信じられないような実話。
クスッと笑えてゾッとする、日本版の「ナショナル・ストーリー・プロジェクト」。
「嘘みたいな本当の話」

感想
物語を書いたことがなくても、誰でも面白い話の一つや二つは持っているものです。
なぜなら事実は小説よりも奇なることがあるから。
この本には、そんな素人の手の込んでない嘘みたいな本当の話が詰め込まれています。
・戻ってくるはずがないのに、戻ってきたものの話
・あとからぞっとした話
・おばあさんの話
・そっくりな人の話
・ばったり会った話
・今年いちばん、嘘みたいだった話
などのテーマが決められており、長さは1000字まで(テーマは上記の他にも多数存在)。
短い分にはどれだけ短くてもよく、なんとたった1行だけのストーリーも収められています。
序文もあとがきもなく、いきなり始まって、突然テレビの電源が切れるが如くぶつんと終わります。
まえがきから引用させてもらうと「ロックンロールと一緒」です。
実に奇妙奇天烈な話ばかりで最後まで全然飽きませんでした。
本文を紹介するわけにはいかないので、高橋源一郎さんの「文庫版のためのちょっとしたまえがき」に書かれている話を紹介します。
なんと、高橋さんのごく親しい知り合いが、朝起きたら3年分の記憶を完全に失っていたそう。
起きたら子どもがいきなり大きくなっていて異変に気付いたらしいです。
本当にこんなことがあるのか、と疑いたくなるレベルの世にも奇妙な物語ですが、事実は事実。
自分にもし同じようなことが起きたら…と想像するだけでゾッとしてしまいます。
(ここはどこ!?言葉がなにも理解できない!?だれか助けて!とモザンビークの田舎でパニックになること間違いなし)
僕もここで一つ面白い話ができればいいのですが。
携帯も財布も何度も無くしてますが、返ってきたことは一度もありませんし、衝撃の場面に出くわしたこともありません。
すごく粗忽で愉快な友達の話はあるのですが、あまりに下品すぎてここには書けないので会ったときに聞いてください。
モザンビークにいる残り1年半で何か面白いネタを仕入れられるよう頑張りたいと思います。
世の中の不思議な出来事に触れたい人、気分転換にクスッと笑いたい人は是非「嘘みたいな本当の話」を読んでみてください!
それでは、Tchau, Tchau!
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