終わらないテロ行為

こんにちは。モザンビークで青年海外協力隊としてボランティア活動をしているGoです。

先日モザンビークのCabo Delgado州で10人殺害されるテロ事件が発生しました。

http://www.afpbb.com/articles/-/3176455

しかし、実はまだ終息しておらず、ここ2週間で少なくとも35人もの住民が死亡しています。

「アルシャバブ」と名乗るイスラム過激派による犯行とみられており、モザンビーク政府の迅速な対応が求められています。

僕の住むNiassa州とCabo Delgado州は同じ北部で隣接しており、今後も注意が必要です。

実際にPeace Corps(青年海外協力隊アメリカ版)のボランティアたちはCabo Delgado州から一時避難しているそうです。

できる限り情報を集めているので、以下に記します。

テロ行為 時系列

5月27日

子供を含む住民10人が斬首され死亡(Cabo Delgado州Palma郡)

テロリストの居場所を警察に提供したため標的とされた。

5月30日

モザンビーク軍が「アルシャバブ」メンバー8人を射殺(Cabo Delgado州)

8人の住民も巻き込まれ死亡。

6月4日

住民7人死亡、民家164棟全焼、車5台全焼(Cabo Delgado州Macomia郡)

6人が鉈で殺害され、1人が銃殺。近くのモスクも襲撃され、焼き払われる。

1時間後に軍が到着したが、組織的な犯行だったため、犯行集団確保には至らず。

住民5人死亡(Cabo Delgado州Rueia村)

詳細不明

6月6日

住民5人死亡(Cabo Delgado州Macomia郡)

詳細は不明。

イスラム教徒との関連

(O País)

モザンビーク政府はイスラム過激派と関連があるとみられているモスクを破壊しました。

しかし、モザンビークのイスラム教コミュニティーのリーダーである、Abdul Rashid氏はモザンビークのイスラム教徒とテロリストの関連性を完全に否定しており、下記の通り声明を出しています。

「モザンビーク政府はテロ行為の原因について別の考え方をしなければならない。モザンビーク内部の問題ではなく、外からのテロ行為に対して対策を打つ必要がある。モスクを破壊しても何も解決はされず、無実のイスラム教徒を迫害しているだけである」

テロ行為の目的

「アルシャバブ」による犯行は今年始まったものではありません。

2017年8月にナンプラ州の警察署を襲撃し、警察官1名が死亡、1名が重体。

2017年10月にはMocimboa郡を攻撃すると同時にCabo Delgado州の警察署を襲撃しています。その時は警察官2名、テロ組織メンバー3名が死亡しました。

Rashid氏はテロ行為の目的として下記の通り述べています。

「テロ行為は経済的な理由から行われており、北部地域の裕福な土地を狙っている。村を襲撃し、混乱を招くことで資源を搾取することができる」

しかし、「アルシャバブ」の明確な目的はわかっておらず、政治的な要求もされていないのが現状です。

参考

Amnesty International:https://www.amnesty.org/en/latest/news/2018/06/mozambique-end-brutal-killing-spree-by-armed-group/

O País :http://opais.sapo.mz/ataques-em-cabo-delgado-sao-comandados-por-forcas-externas

日本ではあまり実感しませんでしたが、モザンビークではテロを身近なものとして捉えなければいけません。

前回の記事「モザンビークでの安全対策」にも書きましたが、テロに遭遇した時の行動三原則は “Run, Hide, Fight” です。

こんにちは。モザンビークでボランティア活動をしているGoです。 日本でもニュースになっていたみたいなので、知っている人...

今できることは日々の生活での安全管理くらいですが、引き続きテロの動向に注意していきたいと思います。

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