モザンビークが抱える深刻な問題とは?

こんにちは。モザンビークでボランティア活動をしているGoです。

6月1日、モザンビークでは「こどもの日」でした。

モザンビークだけでなく、6月1日を「こどもの日」として、子供の権利を主張し、成長を祝っている国がたくさんあります。

平日の金曜日でしたが、子供たちは学校に行かず、家や外でパーティーをしています。

リシンガでも、お揃いのカプラナ(モザンビーク伝統の布)を着て歌ったり踊ったりしながら町を歩いている子供たちを見かけました。

しかし、どこに行ってもキラキラした目をした子供たちを見かけますが、そのキラキラした目とは裏腹に大きな問題を抱えています。

それは「児童労働」「児童結婚」です。

子供の日にも関わらず、貧困のため一日中働いていた子供たちがたくさんいます。

UNICEF(国連児童基金)によると、5~14歳の子供たちのうち、約22%が貧困により労働を強いられています。

僕が住んでいるニアッサ州ではリシンガやクアンバといった大きな町や、天然資源は発掘される場所で子供たちが働いています。

ちなみに僕の個人的な意見ですが、ニアッサ州のさらに田舎ではしっかりした統計が取れていないだけで、もっとたくさんの児童労働が発生していると考えられます。

児童労働をなくすためには

Associação Amigos da Criança Boa Esperança(「子供たちの希望の友」でしょうか…)のVictor Maulana氏は下記のように話しています。

「子供たちの権利を守る必要がある、という認識をどのように高められるか模索している。子供の権利についての教育を雇用者を相手に進めていくつもりである」

また、貧困から抜け出すためには学校に行き、教育が必要であるとも述べています。

「働いている子供たちは他の選択肢がない。彼らに聞くと母も父も、一緒に暮らしてくれる兄弟も親戚もいないと答える。そのような子供たちを組織的に救う必要がある」

児童結婚

モザンビークでは女の子の二人に一人は18歳以下で結婚すると言われています。

本人の意図しない児童結婚は、学校に行けなくなるだけでなく、様々な機会を奪われます。

今年のこどもの日は「児童結婚に終止符を打とう」をテーマとして掲げていました。

モザンビーク大統領のニュシ大統領は、

「家族という場所を、子供たちにとって健康で安全に成長する、国民の明日を築く場所にしよう」

と宣言しました。

モザンビーク フィリペ・ニュシ大統領

さらにニュシ大統領は、今後も政府は継続して子供たちの教育の発展に力を入れることを強調しました。

また、モザンビーク政府はUNICEFと共同で2019年まで児童結婚廃止プロジェクトを実行しています。

モザンビーク政府の議長であるVeronica Macamo氏は現状の結婚年齢についての検討を進めており、下記のように発言しています。

「両親の合意のもと16歳より結婚できる現在の法律を、18歳より結婚が可能とするべきである」

参考:Como acabar com o trabalho infantil?

町を歩けばすぐに明るく話しかけてくれるいつも楽しそうな子供たちですが、抱えている問題は深刻です。

まだまだ時間はかかるかもしれませんが、少しでも早く解決することを願っています。

ボランティアの僕にできることは多くないかもしれません。それでもモザンビークの現状を把握し、できる範囲でモザンビークに貢献できるような活動をしていきたいと改めて思いました。

それでは、Tchau, Tchau!

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