ゴッホ、フェルメール、レンブラント。オランダ美術の魅力を解説

こんにちは。モザンビークで青年海外協力隊としてボランティア活動をしているGoです。

今日も自分の趣味について書きます。

「アムステルダム到着」「オススメ観光スポット6選」に引き続き、今日はオランダ美術について掘り下げて書きたいと思います。

オランダの記事は今のところこれでラスト!

美術館巡りが割と好きで日本でも興味のある展示会があると仕事を休んで行っていました。

土日は混んでいるので平日がオススメです。

ちなみに美術に関してもファッション読書家と同様に「ファッション美術好き」の括りになります。

オランダには素敵な美術館がたくさんあるので、簡単な解説を交えながら紹介したいと思います!

アムステルダム国立美術館

オランダを代表する素晴らしい美術館です。

8,000点もの作品が展示されており、中世から現代美術まで幅広くオランダ美術を鑑賞することができます。

公式ホームページはこちら

その中でも僕のお気に入りの作品を紹介します。

レンブラント 「夜警」

なんといってもレンブラントの最高傑作である「夜警」は外せません

自警団が街の安全巡回のために出発する場面が描かれています。

写真では大きさが伝わりませんが、高さ3.59m×幅4.37mと非常に大きく圧巻の迫力です。

レンブラントは1606年オランダ生まれ、光と影を巧妙に扱う画家として有名です。

「夜警」も最前列の登場人物に光を当てることで舞台のような奥行きと臨場感を与えています。

当時の肖像画は動きのない静止画が基本でした。(依頼主20人もみんなが平等に描かれる横並びの集団肖像画をお願いしていたそうです)

しかし、この「夜警」は登場人物の「動き」が鮮明に描かれていることで大きな衝撃を与えました。

自警団が今にも歩きだしそうに見えませんか?

1642年に描かれた大作ですが、18世紀末に「夜警」と呼ばれるようになります。

日も沈んだ時間帯に警備を始める情景に見えますが、実はこれは夜だから暗いのではなく、塗り過ぎたニスが変色して暗くなってしまっただけとのこと。

本当のタイトルは「フランス・バニング・コック隊長とウィレム・ファン・ラウテンブルフ副隊長の市民隊」です。

ある程度ニスが洗い落とされ元の明るさを取り戻しているとされていますが、当時どのような明るさで描いたのか知りたいところですね。

フェルメール 「牛乳を注ぐ女」

現存する作品は30数点しかないフェルメールの「牛乳を注ぐ女」もこの美術館の代表的な作品です。

メイドを単独で描いた唯一の作品で、とてもフェルメールらしい構図と色使いです。

左の窓から差し込む光の描写や、奥深い青色が強く印象に残ります。

フェルメールは1632年生まれで、レンブラントと並ぶ17世紀オランダを代表する画家です。

レンブラントとは違い、当時は無名でほとんど絵は売れずに借金まみれで亡くなってしまいます。

しかし19世紀以降、独特の色使いや技法が注目を集めるようになりました。

フェルメールの作品は何度か日本でも展示され、毎回話題となっています。

2016年には森ビルで「フェルメールとレンブラント」展が開かれ、興奮しながら「水差しを持つ女」を観に行ったのを覚えています。

今は牛乳を注ぐ女の風変りな動画で話題ですね。

そしてなんと!

2018年10月に日本史上最大のフェルメール展が上野の森美術館で行われ、「牛乳を注ぐ女」も来るそうです!

https://www.vermeer.jp/

日本にいるみんなが羨ましい!

ちなみに多分日本で一番有名なフェルメールの作品「真珠の耳飾りの女」もオランダにあります。

(wikipedia)

デン・ハーグのマウリッツハイス美術館が所蔵しています。

他にもたくさんの作品をカメラに収めているのですが、綺麗に撮れていなかったり、名前がわからない作品が多くあるので、あと1点だけ紹介します!

ヤン・アセリン 「威嚇する白鳥」

ヤン・アセリンも17世紀オランダを代表する画家の一人です。

レンブラントとも仲が良かったらしく、レンブラントが描いたヤン・アセリンの肖像画が残っています。

「威嚇する白鳥」はヤン・アセリンの代表作であり、左下の犬から巣を守ろうとする白鳥を力強くダイナミックに描いています。

この作品はオランダ独立のシンボルともなりました。

目を凝らしてみると、卵の一つに「オランダ」、犬に「我が国の敵」の文字が書かれています。

しかし、これらの文字は代々の所有者が後から書いたものであり、ヤン・アセリンがオランダ独立を意図して描いたかどうかは定かではありません。

ヴァン・ゴッホ美術館

wondertrip

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの作品が500点以上展示されている美術館です。

公式サイトはこちら

ゴッホの代表作ともいえる「ひまわり」が展示してあります。

wikipedia

ゴッホの「ひまわり」ですが、実は7点制作されたひまわりの作品を総称して「ひまわり」と呼んでいます。

そのうちの一つを鑑賞することができました。

ゴッホ美術館を訪れたときは工事中で中に入れず、代わりに展示を行っていた「エルミタージュ・アムステルダム別館」鑑賞しました。

美術館内は写真撮影が禁止だったため、写真が取れずとても残念です。

ゴッホは1853年生まれ、「種まく人」「星月夜」「夜のカフェテラス」などの作品がとても有名です。

かなりの変人としても有名で、フランスで画家仲間のゴーギャンと暮らしていた時期もありますが、耳を自分で切り落とし、最後は自殺してしまいます。

ゴッホの作品は彼の人生やその時の感情が如実に作品に表れており、個人的には後期の作品が好きです。

musey

荒ぶる感情が絵にぶつけられていて、猟奇的ともいえる作品は、理解はもちろん及びませんが、絵を描く情熱のようなものは確かに感じることができます。

ちなみにエルミタージュ別館は世界三大美術館の一つであるロシアのエルミタージュ美術館の別館になります。

本館の展示しきれない作品を別館で展示しています。

半年おきに作品が変わるため、何度行っても楽しめる美術館です。

レンブラントの家

レンブラントが1639年から20年間住んでいた家が美術館として公開されています。

400年前の建物が改築されているとはいえ、残されていることに驚きです。

ここではレンブラントの油絵が多数展示されているわけではなく、作品をつくる過程やアトリエが再現されています。

公式ホームページはこちら

レンブラントといえば、「夜警」や「自画像」が有名ですが、エッチングによる版画もとても有名です。

エッチングとはニードルという針状の道具で、金属板に塗った松脂を削って絵を描く技法です。

「レンブラントの家」ではこのエッチングによる版画を多数鑑賞することができます。

日本では2011年に大規模なレンブラントの展示会「レンブラント光の探求・闇の誘惑」が開かれました。

もう7年も前なんですね…

エッチングで描かれた作品が多数あったのをよく覚えています。

いかがだったでしょうか。

アムステルダムの美術館の素晴らしさ、オランダ美術の奥深さは伝わりましたでしょうか。

ちなみに、アイキャッチ画像はウィレム・クラース・ヘダの「鍍金した酒杯のある静物」です。

アムステルダム国立美術館にはこのようなオランダらしい緻密できわめて高度な技術による静物画もたくさんあります!

フランス、スペイン、イタリア、ニューヨーク、シカゴなどの有名な美術館はじっくり回っているので、今後も美術や絵画についてはガッツリ書いていきたいと思います!

それでは、Tchau, Tchau!

ボランティアランキング

にほんブログ村 海外生活ブログ 青年海外協力隊へ

にほんブログ村

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2018

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする