こんにちは!モザンビークで青年海外協力隊としてボランティア活動をしているGoです。
あとちょっとでホームステイも終わってしまいます。パワフルなお母さんに会えなくなるのは少し寂しい気がします。
日本はちょうどゴールデンウィークですね。こっちは5月1日だけが祝日なので、ゴールデンウィークの存在を忘れてました。去年の今頃なにをしていたかというと、そう、青年海外協力隊に応募するための書類を書いていました。
今日はだれかの参考になればと思い、全部は載せられませんが、応募調書にどんなことを書いたのか公開したいと思います!
職種別の提出書類についてはこちら。
<2019.2.18追記>
2019年度春募集が開始されました!
仕組みが大きく変わったので応募を検討している人はぜひ確認してください!
応募方法も写真付きで解説しています!
希望職種とその理由
僕は教員や看護師、SEの人たちみたいになんの免許もスキルもありません。なので職種はいわゆる村落開発を行う「コミュニティ開発」を選びました。
コミュニティ開発と言っても要請は様々で観光、農業、収入向上など様々です。そんな中でも僕は生きるのに必要不可欠な水に関われる仕事を選択しました。
実をいうと、どうしても受かりたかったので、応募書類が書きやすく、なおかつ面接でも話しやすい一貫性のある要請ってどれだろう、と少し考えました。
(マイナーな言語ではなく、フランス語やスペイン語、ポルトガル語とかがいいなと思ったのは、ここだけの秘密です)
前置きが長くなりましたが、応募書類に書いたことは下記の通りです。ぜひ参考にしてみてください!
ボランティア活動に参加する動機、抱負について記述してください。(260文字以下)
大学生時代に海外旅行で行ったタイで物乞いをする子供たちをみたときに、自分になにかできることはないか、と考えたのがきっかけです。
同じ世界で苦しみながら生きる子供たちの力に少しでもなりたいと考え海外青年協力隊への参加を決心しました。
現地の生活を向上させるためにただ金銭的な支援をするのではなく、2年間現地に密着し、実際の生の声を聞くことができるのを魅力に感じております。
自分の持っている知識やスキルを活かし、また日本人だからこそできる細かな気配り、心遣いを忘れずに現地社会に貢献したいと考えております。
ご自身が考えるボランティア活動の意義、目的を記述してください。(260文字以下)
ボランティア活動の意義は、企業による雇用の創出や国際的な援助と違い、自分の知識やスキルを共有し、そこの社会を現地の人と共に豊かにしていくことと考えます。
一方的にこちらの考えを押し付けるのではなく、お互いの理解を深め合い、自分の営利目的を抜きにした活動を展開するのはボランティアならではだと思います。
また、ボランティア活動を行っていた期間だけ成果がでるのでは、社会が豊かになったとは言えません。
自分の行うボランティア活動がその場限りのものではなく、そこの社会に根付かせることが最終的な目的だと考えます。
この職種を選択した理由(260文字以下)
一つの目的や目標に向けてボランティア活動をするのではなく、やる気や気づき次第で幅広くボランティア活動を行えると感じ、コミュニティ開発を志望しました。
生活の基礎となる、食料や水、衛生問題は解決をしなければいけない問題であり、派遣された地域の生活の底上げには必須であると考えておりますが、それ以外の困りごとやニーズも聞き出していきたいです。
まずは、自分の足を使って生の声を聞くことで、現地の人の本当のニーズをしっかりと把握し、それぞれの抱える問題のボトルネックを現地の人と共に一つ一つ見極めたいと考えております。
この職種に携わる際に想定されるご自身の弱点を記述してください。(190文字以下)
生活の基盤となる衛生問題に関わる知識が不足していることです。
現地の生活向上には衛生問題の解決が不可欠と考えております。派遣前研修でできる限り知識を身に着けていきたいと考えておりますが、実際の現場で解決方法がわからない状況に出くわす可能性は高いと思います。そのような時でも、問題から目をそらさずに、自ら考え行動し、解決方法を見つけられるよう何事にも望んでいきたいです。
自己PR(希望した職種に関係する経験以外で特筆すべき経験を記述してください。)(240文字以下)
行動力とコミュニケーション能力が高いことが私の強みです。
海外旅行に一人で行くのが趣味で、社会人になってから10か国以上旅をしております。旅行先では必ず現地の人とコミュニケーションをとり、地域の名産品や美味しいレストラン、絶景スポットについて話を聞きます。
また、旅先ではドミトリーに泊まることで、旅をしている海外の仲間を増やし、一緒に次の国に向かうことも多々あります。
この強みを活かして派遣先でも自ら行動し、様々な人とコミュニケーションをとりたいと考えております。
帰国ボランティアの体験談や報告書等で心に残るエピソードや、ご自身が実際の活動に取り入れたいと思うアイデアなどを記述してください。(190文字以下)
「一時的に助けてくれるお金ではなく、一生助けてくれる技術をくれた」と現地のスタッフに言われたエピソードが非常に心に残っています。長期的な視野を持って活動し、それに賛同してくれる人々と諦めずに何度も挑戦したボランティア経験者のエピソードに感動しました。私も失敗しても諦めたりせず試行錯誤を繰り返し、最終的には現地の人々に感謝されるよう活動をしていきたいです。
実際に派遣された場合、どのようなボランティア活動を行うのか、活動内容、日常生活を含めて具体的に記述してください。(240文字以下)
活動内容としては給水施設の管理や手洗い促進などの衛生改善活動に取り組みたいと考えております。具体的には給水施設の使用状況や手洗い頻度のモニタリングや、手洗いの重要性の講義を行うことで衛生問題を改善していきたいです。
日常生活でも、何か困っていることはないか、特産品となるものは存在しないか、常にアンテナを張っていたいと考えております。また、日本とはどういった国なのかを広めたいとも考えているため、日本料理教室や折り紙教室などを定期的に開催したいです。
帰国後、参加経験をどのように生かしたいか記述してください。(240文字以下)
現職参加を希望しており、帰国後は派遣先の国に自社製品を輸出する業務につきたいです。その国の現状を把握した上で、マーケティング手法や値段決定プロセス構築に生かしたいと考えております。
仕事以外では、派遣先での経験や得た知識をできる限り多くの人に聞いてもらいたいです。
子供たちとスポーツをする機会が多いため、子供たちに日本の当たり前は世界の当たり前ではないということ、また、恵まれた国に生まれた我々に今何ができるのかということを、実体験をもとに語りたいと考えております。
今改めて読み返してみると就活生の履歴書みたいでとても恥ずかしいです笑
そして今調べたら2018年度春募集は5月1日が締め切りだったんですね…直近応募した人達の参考にならなくて本当にごめんなさい。
自分の言葉で書くのがもちろん一番良いですが、今後応募書類を書こうとしている人の少しでも参考になればと思います。 結構長くて大変ですが、頑張りましょう!
合格するためのポイント、職種の選び方もまとめましたので、ぜひ読んでみてください!
それでは、Tchau, Tchau!
